ミニマリスト「本の庭」の本と趣味だけのシンプルライフ

20代ミニマリスト女子の生活と趣味について。モノが溢れていた実家から抜け出して、モノの代わりに趣味を増やしたい。

【書評】ハリーポッターに出てくる乗り物を思い返してみた。〜映画と小説の違い〜

こんにちは。本の庭です。

 

ブログを始めて、初めて今週のお題にのってみました。

今週のお題「わたしと乗り物」だそうですね。

 

 

最近、懐かしくなってまたハリーポッターの小説を読み返していたので、

ハリーポッターに出てくる乗り物を思い返してみました。

映画と小説で乗り物の使われ方や感じ方も結構違いますよね。

 

 

ホグワーツ特急

まずは絶対にこれですよね。

1巻の「ハリーポッターと賢者の石」で初めて、

ハリーがホグワーツ特急に乗るシーンは

映画でも結構印象的だったので、ご存知の方も多いと思います。

 

この最初のホグワーツ特急の中で、

ハリーはだんだんと「普通とは違う世界」へ向かっていくんです。

 

壁をすり抜けて9と3/4番線へいく

色とりどりの猫が足元を這い、フクロウが飛び交う。

魔法使い一家で育ったロンに出会う

蛙チョコや百味ビーンズの魔法のお菓子を食べる

魔法使いのローブに着替える

ホグワーツに到着する

 

ホグワーツ特急に乗っている間に、

友達、食べ物、身なりとだんだんハリー自身が魔法の世界に馴染んでいく。

この様子が生き生きと文章に映し出されています。

 

そしてホグワーツに到着する。

このホグワーツ特急はハリーにとって特別なもので、

最終巻の「死の秘宝」でハリーがヴォルデモートに一度命を差し出して、

天国でダンブルドアと再会するシーンでも、ホグワーツ特急が出てきます。

 

あのシーンもまた私は好きですね。

 

 

ほうき

ほうきもよく出てきますね。

ホグワーツ特急よりも先にほうきを思い出すっていう人もいるかもしれません。

 

第1巻からハリーはクィディッチの試合で大活躍するんですが、

やはりクィディッチの試合は、映画の方が臨場感があって面白い。

 

どうしても、あの疾走感、爽快感、臨場感は映像の方が伝わってきます。

改めて読み直してみて、映画のあのクィディッチのシーンを思い出しながら読んでしまいました。

 

私は基本的に小説が映画化されるのがあまり好きではありません。

 

小説を読んでから映画を見ると、自分の頭の中で作り出した登場人物と、

映画の俳優さんとの間にギャップを感じてしまうし、

 

逆に映画を見てから小説を読むと、登場人物が最初からその俳優さんのイメージで

固定されていて、想像力を豊かにはたらかせられない。

自由に楽しめませんしね。

 

なので基本的には、映画化される前に読むか、

映画かされたらあまり読まないっていうことが多いんですが、

よく考えてみたらハリーポッターは、どちらが先だったかあまり覚えていないほど、

どちらも私に馴染んでいます。

 

映画かされたのが2001年で当時私はまだ小学校にも上がっていないので、

おそらく映像の方が先に見ているんだとは思うんですが、

あまり影響はしなかったですね。

まあ、小学校中学校で本を読んでるときはまだそこまで考えていなかったのかな。

 

ホグワーツ特急のシーンは小説の方が好きですが、

ほうきに乗っているクィディッチのシーンは映画の方が好き。

 

そういう楽しみ方ができる物語ってなかなか少ない気がします。

 

空飛ぶ車

第2巻「ハリーポッターと秘密の部屋」で出てくる空飛ぶ車ですね。

ホグワーツ特急に乗り遅れてしまった、ハリーとロンが、

マグル好きのロンのお父さんが作った、空飛ぶ車でホグワーツまで向かうっていう

なんともいたずらっ子なシーン。

 

私なら絶対にこんなことできない、小学校の真面目すぎる私は、

そんなことを思ってました。

誰かが来てくれるのを待つだろうなあって。

 

 

映画では、ハリーが一度車から落ちそうになるくらいで

あっという間にたどり着けている印象があるんですが、

 

小説だと、空を飛ぶときにマグルに目撃されてしまったり、

ホグワーツ特急を見失って道に迷ったり、

エンジンが故障したり、暴れ柳と葛藤したり、

なんかもっとアクシデントの嵐でハラハラします。

 

 

ハリーポッターは乗り物が多い

その他にも思い返すと色々ありました。

<第1巻 ハリーポッターと賢者の石>

ハグリッドの空飛ぶバイク

グリンゴッツ銀行のトロッコ

ホグワーツ特急

ほうき

 

<第2巻 ハリーポッターと秘密の部屋>

空飛ぶ車

 

<第3巻 ハリーポッターとアズカバンの囚人>

ナイトバス

ヒッポグリフ

 

<第4巻 ハリーポッターと炎のゴブレット

ダームストラング校の船

ボーバトンの巨大な馬車

 

<第5巻 ハリーポッターと不死鳥の騎士団>

セストラル(これ、わかりますかね?身近な人の死に目にあったことのある人だけに見える魔法動物です)

 

<第6巻 ハリーポッターと謎のプリンス>

 

<第7巻 ハリーポッターと死の秘宝>

ドラゴン

 

だいぶおそらく小説にしか登場しないものとかもだしてしまいました。

セストラルは映画にも登場しますが、実際に乗っているのは小説だけだった気がします。

 

中学生時代にはまりすぎて、

全シリーズを5周した経験があるので、さすがにまだ覚えていましたね。

読書好きはこのころから始まっていたみたいです。

 

乗り物が出てくる小説って結構多いんだなあと気づきました。

先日レビューをしたオリエント急行も、そういえば乗り物が題材になっていますね。

 

hon-no-niwa.hatenablog.com

 

乗っている間に違う空間へ移動できる乗り物って

なんだか特別なような気がします。

今日は思い出話に花が咲いて30分を超えてしまいましたが、

この辺で。